米国株リスクオンの勢い失速、高まる景気懸念で-ハイテク集中も響く
記事を要約すると以下のとおり。
止められないと思われていた米国株の上昇が失速しつつある。その後、今月6日発表の米雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回ったことを受け、労働市場が冷え込みつつあるとの見方が強まり、株価は下落した。 米国を巡る懸念は亀裂の一つにすぎない。 さらに、米大統領選、欧州政治の混乱、大型ハイテク株への資金集中などのリスクも、新たな脆弱(ぜいじゃく)さを生み出している。 さらに、オプション取引のシフトやシステマチック投資家の勢力は、不規則な動きやリスク回避の雪崩を引き起こすことが可能だ。 年初の力強いスタートを受け、UBSグループやRBCキャピタル・マーケッツなどのストラテジストらは、数週間前に立てた年末目標を修正しようと躍起になっていた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米国株リスクオンの勢い失速、高まる景気懸念で-ハイテク集中も響く