中国、アフリカに３年間で500億ドルの金融支援表明

中国の習近平国家主席は5日、今後3年間で500億ドル（約7兆1600億円）の金融支援をアフリカに提供するとともに、軍事協力関係を強化すると表明した。
　3日間にわたるフォーラムは、米国主導の世界秩序に異議を唱える習氏による、グローバル・サウスのリーダーとしての地位を確立しようとする継続的な戦略を際立たせている。
ChinaandAfrica'sGeneralCustomsAdministration　　習氏は「中国とアフリカが共に近代化を追求することで、グローバル・サウスの近代化の波を引き起こす」と、ナイジェリアのティヌブ大統領、エチオピア首相のアハメド首相、コンゴのチセケディ大統領らに語った。
新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）中の停滞を経て、昨年になって再び勢いを取り戻している。
中国で進行中の不動産危機は、同国政府にとってさらなる制約となる可能性もあり、習氏は演説で債務返済に言及しなかった。
　南アフリカ共和国のラマポーザ大統領は2日、「貿易赤字を縮小し、貿易構造の改善に取り組みたい。」
　米政府が出資するワシントンのアフリカ戦略研究センターのポール・ナントゥリア研究員は、「もしアフリカ諸国のパートナーとしての地位も確立しつつある。」
ChinaLeadsRaceforInfluenceAmongAfrica'sYouthSource:AfricanYouthSurvey2024Note:TableshowsresultsofsurveydoneonbehalfofIchikowitzFamilyFoundation;5,604peopleaged18-24in16Africancountriesparticipatedinlatestpoll　　アフリカ諸国は、国連で自分たちの外交力を駆使し、チベット、新疆ウイグル自治区、香港などの問題について、中国の立場を支持する票も投じてきた。