実質賃金は2カ月連続増、基本給32年ぶり伸び-日銀正常化に追い風
記事を要約すると以下のとおり。
物価変動を反映させた7月の実質賃金は2カ月連続で前年を上回った。6月には27カ月ぶりにプラスに転じていた。賞与など特別給与は2.9%増だった。 日銀は賃金と物価の基調的上昇率は2%目標に向け徐々に高まると予想している。 SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは、実質賃金の増加について「夏季賞与と賃上げ分を遡及して支給した分があり、特別給与が上振れている」ことが主因と説明。前月から伸びは縮小したものの、3カ月連続で3%台が続いている。 ブルームバーグが先月6日に実施した特別調査によると、回答した34人のエコノミストのうち65%が年内に政策金利を0.25%程度からさらに引き上げると見込んでいる。経団連が先月7日に発表した大手企業の2024年夏のボーナス最終集計結果によると、平均妥結額は94万1595円と現行の集計方法を採用した1981年以降で2番目に多かった。
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