【日本市況】円が下落、パウエル議長発言後のドル安修正-株式は反発
記事を要約すると以下のとおり。
27日の日本市場では円相場が下落。パウエルFRB議長の「利下げの時が来た」発言に続く形で、26日にはサンフランシスコ連銀のバーキン総裁はインフレには依然上振れリスクがあるものの、労働市場が冷え込みつつあるため金利を「下げる調整」は支持すると述べ、9月の米利下げは既定路線となりつつある。金利スワップ市場では米金融当局が年内に計100ベーシスポイント(bp、1bp=0.7%高の2680.80日経平均株価は0.01%)の利下げを行うことを織り込んでいる。パウエルFRB議長の発言後に進んだ大幅なドル安の揺り戻しによるドル買い・円売りが続いている。 株式 株式相場は反発。指数を構成する2132銘柄のうち1702銘柄が上昇、上昇率を上回った。 T&Dアセットマネジメントの酒井祐輔シニア・トレーダーは「内需関連株は堅調で高値を更新してきた銘柄もある」と指摘。残存期間15.5年超39年未満の国債を対象とした流動性供給入札が順調な結果となり、午後に入って買い戻しが入った。平均落札利回り格差はマイナス0.007%。一方、きょうの相場は先物を含めて売買高が少なく閑散と指摘。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】円が下落、パウエル議長発言後のドル安修正-株式は反発