WHOがトランプ氏に脱退再考呼びかけ-代替なしなら資金難に拍車も
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領が20日署名した世界保健機関(
WHO)からの脱退を命じる大統領令について、WHOが米国に再考を呼びかけた。コンゴ民主共和国でエムポックスのワクチン接種を受ける子供らPhotographer:ArletteBashizi/Bloomberg WHOは21日、「われわれは共に天然痘を終わらせ、ポリオも撲滅の寸前まで追い込んだと指摘。」WHO事務局長代行を務めたアンデルス・ノルドストローム氏は、アジアや中東の国々が拠出を増やし、世界的な公衆衛生への影響力も高まると見込んでいる。 欧州連合(EU)も米国に再考を促し、加盟国にコミットメントの強化を呼びかけた。 WHOは以前からトランプ氏に目をつけられていた。 トランプ大統領は20日、「われわれはWHOにだまし取られていると主張。」 WHOの22-23年のプログラム予算は67億ドルだった。 シュワルビー氏は米国のWHOへの支払いが遅れ気味であることに加え、今回の大統領令で資金拠出が中断されることから、予想よりも早く財務的な打撃が生じる可能性もあると指摘。WHOについて「米国人を含む全ての人に影響を与える健康上の脅威と闘う上で極めて重要な役割を果たしている」とコメントした。
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