SEC廃止の好機、大量訴訟は税金を無駄に-DRWのウィルソン氏
記事を要約すると以下のとおり。
米証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)を相手に、長らく火花を散らしてきた世界的なトレーディング大手、DRWホールディングス。CFTCとSECの両方を廃止し、まったく新しい規制機関を創設するべきだと述べた。バイデン政権ではゲンスラーSEC委員長をはじめ規制当局の透明性欠如に悩まされたと企業幹部らはいう。 SECは10月、DRW傘下の暗号資産セクターへの監視の目を厳しくしており、カンバーランドはその最新例となった。これまでにクラーケンやコインベースなど複数の暗号資産企業が訴訟の警告を受けて、一部では法的手続きが続いている。ゲンスラー氏がCFTC委員長だった頃、DRWは相場操縦の疑いでCFTCと法廷で争い、2018年にDRWが勝訴している。「しかしこうした行為はSECの予算、つまり納税者の税金だけでなく、誰の時間も有効に使わない」と述べた。 暗号資産のトップ監督機関にする法案が、上院で提出された。一方で改革案に対しては、CFTCの規模では追加される責任に対応できないとの反対意見も出た。
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