GPIFの実質運用利回り引き上げへ、1.9%案を提示-厚労省審議会
記事を要約すると以下のとおり。
厚生労働省は2日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の来年度からの運用計画において、実質的な運用利回りの目標を現状の1.7%から0.2ポイント高い1.9%とする案を示した。運用利回りについて、現在のポートフォリオで運用していたと想定した場合、0.2ポイント高かったと指摘した。 実質運用利回りの目標を1.9%とすれば、年金財政を安定させるために公的年金の支給額の伸びを抑える「マクロ経済スライド」による給付調整を予定よりも3年程度早く終えることが見込まれるという。現在の基本ポートフォリオの比率は国内株式、国内債券、外国債券の各資産が25%ずつ。関連記事GPIFの資産配分見直し、約半数のアナリストが日本株引き上げ予想。
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