EU、新グリーンボンド規則を適用-乱立市場でスタンダード目指す
記事を要約すると以下のとおり。
欧州連合(EU)の新たなグリーンボンド(環境債)規則が21日、適用開始となった。EUによると、今後「欧州グリーンボンド」として債券を発行する場合、同基準への準拠が求められるとしている。銀行関係者によると、来年は同基準の一段と厳しい条件を回避する発行体との見方を示している。 米国で広がるESG(環境・社会・企業統治)投資への反発にも関わらず、グリーンボンド市場は世界的に拡大し続けており、今年だけで約5600億ドル(約88兆円)が認定したEUグリーンボンドの評価者による認証を受けなければならない。 追加の負担が求められ尻込みする向きは多くなる一方、適格なプロジェクトを十分抱える発行体に関しては、借り入れコストを低減し得ると納得する可能性もある。その後、「サステナビリティー報告の環境に慣れる発行体が増えるのに伴い、普及が広がる可能性があると話した。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース EU、新グリーンボンド規則を適用-乱立市場でスタンダード目指す