ECB、4回目25bp利下げへ-トランプ氏復帰や独仏混迷で不確実性
記事を要約すると以下のとおり。
欧州中央銀行(ECB)は12日に開く政策委員会の会合で、今年4回目の利下げを決定する見通しだ。 ECB当局者は、景気の先行きを確かに不安視し、持続的な景気停滞に伴いインフレ率が目標を下回る水準に低下する可能性さえ懸念する。最新の四半期経済予測は、来年の物価上昇率と国内総生産(GDP)成長率の鈍化を示すことになりそうだが、今後数カ月の軌道の決定に役立つと考えられる。 12日の利下げが最後でないという認識にタカ派の政策委メンバーでさえ同意しており、ECBは柔軟性を維持したいと考えられ、「会合ごとのアプローチから離れる可能性は低い。」 フランス銀行(中銀)のパネッタ総裁らは、検討すべきだという立場だが、シュナーベル理事は、金融政策がほぼ無力な構造的問題がむしろ景気を阻害する局面で、貴重な政策発動余地を浪費しかねない行き過ぎをけん制している。
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