セブン&アイ・ホールディングス(HD)は子会社
セブン銀行株の一部を売却し、連結対象から外すことを検討している。
関係者の1人によると、現在は検討段階のため売却先や譲渡額などは決まっていないという。
セブン銀行はATMを展開するPhotographer:KiyoshiOta/Bloomberg 7&iHD自身による企業価値向上の打ち手に注目していた。
セブン銀を連結から外すことは、7&iHDがポートフォリオの改革を進める意思があることを改めて市場に示すことになる。
セブン銀行を含む金融関連事業の2024年2月期の営業益は381億円とスーパーストア事業(135億円)を上回り、稼ぐ力が強いことが分かる。
国内に約2万7000台の現金自動預入支払機(ATM)を設置するほか、640社の金融機関などと提携する。