韓国大統領の弾劾審判、憲法裁が27日に最初の弁論準備手続き

韓国の憲法裁判所は16日に裁判官会議を開き、尹錫悦大統領の弾劾審判を担当する裁判官らを決めるなど、審理に向けて動き出した。
尹錫悦大統領（12月12日）Source:SouthKoreaPresidentialOffice　　大統領に対する弾劾訴追案は14日に国会本会議で可決され、尹氏は職務停止となった。
　尹氏の職務停止により、憲法裁判所は弾劾の妥当性を審査し180日以内に決定を下す。
過去の大統領弾劾審判では結論が出るまで2－3カ月かかった。
野党は12月中に空席を埋めるための裁判官指名を行うかどうかは最終的に大統領代行の判断となる。
Korea'sConstitutionalCourtHoldsPresidentYoon'sFateThreeseatsnominatedbyNationalAssemblyremainvacantSource:ConstitutionalCourt  　韓国の通貨ウォンと株式は16日、弾劾訴追案可決後の国民向けコメントで、「私は決して諦めないと述べ、職務復帰のため法廷で争う考えを示唆した。」
　与党「国民の力」の韓東勲代表は辞意表明韓国大統領弾劾可決、憲法裁が可否判断へ－市場安定に注力と中銀表明尹大統領の弾劾よりも良い方策を見つけようと最善を尽くしたが、「結局は失敗したと記者会見で述べた。