金融危機時に数十億ドル稼いだディグル氏、ボラ上昇に再び賭ける用意
記事を要約すると以下のとおり。
世界金融危機時に数十億ドルの利益を上げた元ヘッジファンドマネジャーのスティーブン・ディグル氏は、市場の安定性に対する脅威が2008年以降で見られなかったレベルまで高まっているとして、再びボラティリティーに賭ける用意を調えている。このモデルは高レバレッジや資産と負債のミスマッチ、さらには明白な不正行為などリスクが高い状況下で破綻する可能性が大きなアジア太平洋地域の企業を特定するのに役立ったという。 ディグル氏は「現在、世間では断層線のようなものの数が増え、何かがうまくいかなくなる可能性が大幅に高まっているが、リスク資産の価格は下がっている。」ディグル氏は08年以降に業界に参入した新たな「強気相場世代」のトレーダーらが、米国のハイテク株や暗号資産(仮想通貨)の一部を驚異的な高値に押し上げた一方、暴落に備えるための手段を買う方が割安になっているとコメントした。 ディグル氏は「25年に市場が暴落すると断言するのは愚かな行為だ。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 金融危機時に数十億ドル稼いだディグル氏、ボラ上昇に再び賭ける用意