週明けの中国株に注目-景気刺激策巡る週末会見、インパクト欠く
記事を要約すると以下のとおり。
中国財政省が12日に開いた
記者会見は、株式投資家が期待していたほどのインパクトはなかった。 北京を本拠とするブティック型投資銀行、香頌資本の沈萌ディレクターは、同省は「最善を尽くした」が、発表された内容と市場の期待には大きなギャップがあると指摘し、「そのため、投資家の忍耐も限界に近づきつつある。 本土株の指標CSI300指数は11日、7月下旬以来最大の週間下落率を記録した。 これまでにも、中国政府の場当たり的な刺激策が短期的な相場回復をもたらしただけで、上げ下げを繰り返す状況に市場が陥ったことは何度かあった。これらの措置は、今月末か11月初旬に発表される可能性がある。 13日に発表された9月の中国インフレ統計は、投資家の懸念を一段と強めそうだ。 オーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)のストラテジスト、フランシス・チュン氏は財政省が12日に「比較的大きな金額、または比較的大きな余地」といった表現を用いて対策を説明したため、トレーダーらはさらに詳細を待ち続けることになると分析。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 週明けの中国株に注目-景気刺激策巡る週末会見、インパクト欠く