車部品大手マレリ再建、一部金融機関が債権8割カットを要請-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
経営再建中の大手自動車部品メーカー、
マレリ・ホールディングスに対し、一部の取引金融機関が新規貸出を計画する一方、融資する金融機関に対して8割の債権カットを要請していることが分かった。残る債権の株式への転換や金融機関が現在保有している優先株の消却も計画する。 この計画に対してみずほ銀行など他の金融機関は反対の姿勢を続けており、合意には至っていない。 金融支援の計画案を出しているのは、SVPとドイツ銀を中心とする連合体。 同連合とKKRの広報担当者はコメントを差し控えるとした。当時のマレリの負債総額は製造業で過去最大の約1兆1000億円。昨年12月末に借入金のうち180億円の返済を始める予定だったが、資金繰りに窮し、返済猶予が月ごとに繰り返されている状況だ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 車部品大手マレリ再建、一部金融機関が債権8割カットを要請-関係者