超長期債を積み増す時期「逃げ水のように遠のく」-富国生命の森実氏
記事を要約すると以下のとおり。
富国生命保険の森実潤也財務企画部長は、日本銀行の利上げ継続姿勢を受けて国内金利の先高観が強まっていることで、超長期債の本格的な積み増しが先送りになっていることを明らかにした。植田日銀総裁(1月24日、本店)Photographer:AkioKon/Bloomberg 富国生命は昨秋、24年度下期に20年金利が2%に接近すれば超長期債を積極的に積み増す意向を示していた。森実氏は「金利に対する目線が半年前に比べると上がっている」と述べた。森実氏は、賃金上昇の環境は着実に整ってきており、消費にも安定感が出てくると指摘。内外金利差縮小により為替相場は1ドル=140-150円と円高を見込む。関連記事日銀1.5%近くまで上昇へ、国債需要を喚起-かんぽ生命の野村氏。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 超長期債を積み増す時期「逃げ水のように遠のく」-富国生命の森実氏