米PCE統計、個人支出が4年ぶり大幅減-価格指数は小幅な伸び
記事を要約すると以下のとおり。
1月の米個人消費支出(PCE)統計では、自動車など財への支出が減少。特に自動車の購入が大きく落ち込んだほか、娯楽用品などの項目も減少した。「サービス分野への支出が鈍かったことから、単にホリデーシーズンの反動だけが原因というわけではないのかもしれない」と分析した。このところ物価上昇圧力が再び強まっていることを示唆する指標が相次いでいたが、今回のPCE統計を受けてインフレ面では市場に安堵(あんど)感が広がりそうだ。 PCE統計発表後、外国為替市場ではドルが堅調を維持。食品とエネルギーを除いたコア財価格は0.4%上昇。 1月の個人所得は前月比0.6%増加。貯蓄率は昨年6月以来の水準に上昇した。ただ寒波の影響で公共料金への支出は縮小。2月の雇用者数(3月7日発表)は弱い数字になると予想される。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米PCE統計、個人支出が4年ぶり大幅減-価格指数は小幅な伸び