米CPI、FRB利下げ休止観測をさらに後押しか-堅調な雇用統計後
記事を要約すると以下のとおり。
2024年末の米国の基調インフレは、堅調な労働市場と安定した経済を背景に、若干の鈍化にとどまったもようだ。コアCPIは、労働市場と需要にほとんど悪化の兆しが見られない中で、インフレ抑制に向けた進展が事実上足踏み状態にあることを示唆している。10日発表のミシガン大学の1月の調査によると、米消費者の長期インフレ期待は08年以来の水準に上昇。これは前月と同様、1990年以来の高水準。利下げ回数は9月時点の予想から減少し、最近の当局者発言はそれよりさらに慎重になっていることを示唆している。翌16日には12月の小売売上高が発表され、ホリデーシーズンの堅調な消費を裏付ける数字が見込まれる。低い水準ながらも製造業活動の安定化を示唆することになる。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米CPI、FRB利下げ休止観測をさらに後押しか-堅調な雇用統計後