米雇用のけん引役、医療分野で採用ペース鈍化-労働市場不安定さ増す
記事を要約すると以下のとおり。
米国では新型コロナ禍後の雇用の伸びを医療セクターが主にけん引し、2021年以降の全米新規雇用に占める割合は約2割に達した。米労働省の労働統計局(BLS)が4日発表する雇用統計では、9月も労働市場全般の採用トレンドは当面抑制された状態が続いた後、労働市場の減速が続いたかどうか明らかになる。 医療政策を専門とするジョンズ・ホプキンズ大学のGeBai教授は「医療は米国で最も多くの人々を雇用するセクターの一つだ。」 コロナ禍後の医療セクターでの採用ブームに伴い、米国の労働人口の11.2%が雇用され、その割合は1990年の約7.5%から拡大した。22年のピーク時には、医療セクターの雇用総数に占める採用率は21年初め以降で最も低くなった。介護施設の需要は85%増えたと指摘した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米雇用のけん引役、医療分野で採用ペース鈍化-労働市場不安定さ増す