米株式相場は「ややインフレ」、ＪＰモルガンのダイモン氏が指摘

ＪＰモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者（ＣＥＯ）は、米株式市場に過熱の兆しがあると指摘した。
　米国のトランプ政権は3日目に入り、ウォール街の幹部らは前政権よりも企業に友好的で成長志向だとトランプ氏の復権を歓迎している。
　ダイモン氏は今月の別のインタビューで、トランプ氏の勝利に驚きはなかったと表明。
赤字を縮小させるには、経済成長こそが「唯一の現実的な解決策」だとの認識を示した。
　「誰かが政府を見直し、非効率だった点を指摘するのは完全に理にかなっていると思う。」
　ＪＰモルガンは先週、約3年にわたり社長兼最高執行責任者（ＣＯＯ）を務めているダニエル・ピント氏が2026年末で引退すると発表するとともに、ジェン・ピープシェク氏を新たなＣＯＯに指名した。
その空白はすでに他の人材が埋めたと説明した。