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米国資産の質とリーダーシップに疑念、「金融危機」懸念も浮上

記事を要約すると以下のとおり。

米株式市場でS&P500種株価指数が9日に8分間で7%急騰した際、コロンビア・スレッドニールの金利ストラテジスト、エド・アルフセイニ氏はニューヨーク市マンハッタンにあるオフィスを離れた。
 債券市場は混乱しており、財務省や連邦準備制度が介入するまでは収まりそうにない。
 11日終了週の市場全体を見れば、トランプ氏が仕掛けた貿易戦争によって米国の資産が打撃を受けたことに気付かない人がいてもおかしくない。
 隠されているのは、投資家やトレーダー、アナリストの間で起きている根本的な変化だ。
トランプ氏が進める世界貿易の条件を書き換える試みは、金融システムにおける米国の特権的地位を危険にさらすリスクがあるという懸念が広がっている。
 同氏によると、「今、デスクには警告音やポップアップが絶え間なく表示されている。」
 「トランプ関税が引き起こしたボラティリティーの中で、チューダー・インベストメントの債券トレーダー、アレクサンダー・フィリップス氏は約1億4000万ドル(約200億円)の損失を4月に被ったと、事情に詳しい関係者がブルームバーグ・ニュースに明らかにした。」
 トーズ・アセット・マネジメントのフィリップ・トーズ最高経営責任者(CEO)は「全てを変えるような形で債券が大きく混乱する可能性を考慮しなければならない」と指摘する。
 確かに、米国に焦点を絞った外国籍ファンドでは65億ドルという記録的な資金流入となった。
少なくとも2020年以来2番目に大きな資金引き揚げだ。
われわれは引き続き一時的と考えているが、代替の安全資産や分散投資先を探している大口の資産保有者がいるという事実は否定できないと話している。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米国資産の質とリーダーシップに疑念、「金融危機」懸念も浮上

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