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米国債が突如リスク資産扱い、逃避先の地位に疑義-トランプ氏に警鐘

記事を要約すると以下のとおり。

ウォール街で超安全な「リスクフリー」資産と評される米国債は、長年にわたり投資家がパニックに陥った際の第一の選択肢となってきた。
さらに不安をあおるのは、最近の市場の動きのパターンだ。
 10日にはトランプ氏の関税政策や中国との貿易摩擦激化に対する懸念から米国株は急落Source:Bloomberg  つまり、米国債は新興国の債務のように取引されている。
 やがては株価の動きが正常なものに戻り米国債に対する投資家の信頼は当然のものではない。
 信頼失墜は世界金融システムに重大な影響を及ぼし得る。
 広く購読されている金融ニュースレター「グランツ・インタレスト・レート・オブザーバー」を創刊したジム・グラント氏によれば、米国債とドルの強さは、「世界が米国の財政および金融機関の堅実性を認識していることから来ている。
30年物米国債利回りは低下に転じるだろう。
しかし、現状では米国債はペイントレードであることも証明されていると述べた。
「政府債務や財政赤字、海外の購入者への依存を考えると、これはあらゆる悪循環を引き起こす可能性がある」と付け加えた。
    最近の歴史が指針となるならば、買い手のストライキは米国の借り入れコストに長期的な影響を及ぼし得る。
関連記事:トランプ関税は英EU離脱を想起させる-オークツリーのマークス氏  フィデリティ・インターナショナルのポートフォリオ・マネジャー、シャミル・ゴヒル氏は「市場には関税を巡る一転二転によって生じた不信感があり、これは間違いなく不確実性プレミアムを高める」と指摘。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米国債が突如リスク資産扱い、逃避先の地位に疑義-トランプ氏に警鐘

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