米住宅市場、春の需要期前に冷え込み－トランプ大統領も不確定要素に

米国で住宅を購入するには難しい時期だ。
それは新大統領だ。
　天気が暖かくなり、新学期が始まる前に物件を購入しようとする家族が増える住宅販売の需要期に、これらの要因が購入者にどのような影響を与えるのかが明らかになりつつある。
ContractstoBuyUSHomesAreDroppingPendinghomesalesfelltoarecordlowinJanuarySource:NationalAssociationofRealtorsNote:Anindexof100isequaltotheaveragelevelofcontractactivityduring2001,thefirstyeartobeanalyzed.　　ここ数週間で住宅ローン金利は低下したものの、借り入れコストは依然として2022年初めの約2倍だ。
その主な理由は、物件が市場に出回っている期間が延びたことだ。
　ファースト・アメリカン・ファイナンシャル・コーポレーションの次席エコノミスト、オデタ・クシ氏は、その売却益を次の購入に充てることができ、住宅ローン金利上昇による痛手を和らげることが可能だと、同氏は指摘。
しかし、収入は増加しており、特に価格が軟化し、建設業者が小さく低価格の住宅を供給しているサンベルト地帯の市場では、値ごろ感に改善の兆しが見られると語った。
「在庫が滞留するにつれ、値下げが行われるかもしれない。」
北東部や中西部では、価格が高騰し、販売が低迷している。
　フロリダ州南部では売れ残りのコンドミニアムがあふれかえっていると、ポンパノビーチを拠点とする不動産ブローカーのアレクサンドラ・デュポン氏は、カナダ人の売り手の多くがトランプ大統領に対して怒っており、為替レートとフロリダ州の法外な不動産保険料に不満を抱いていると述べた。
「ある顧客は毎週、現状や最新情報を聞いてくるが、何も売れていないので、返答に困る」と続けた。
ある購入者は、いてつくような寒さのニューイングランド地方の真冬に、12件の応札があったウォルサムの物件を逃した後、4度目の挑戦でようやく購入にこぎつけた。
しかし、そうは言っても、この需要を満たすことはできないだろうと述べた。