百度、社債発行で100億元調達－中国市場のＡＩ関連投資の波に乗る

インターネット検索エンジン中国最大手の 百度（バイドゥ）の約100億元（約2040億円）の人民元建て社債 発行は、絶妙なタイミングだった。
　オーストラリア・ニュージーランド銀行（ＡＮＺ）のアナリスト、セシリア・チャン氏とジェイソン・リー氏はリポートで、債券市場では中国テクノロジー企業の社債発行がさらに増える見通しで、同分野の2025年の資本支出は推定約270億ドル（約4兆円）に上るとしている。
　人民元建て債の資金調達コストが現在、米ドル建てよりも220ｂｐ低いことも、発行主体への後押しになる可能性があるという。