為替ヘッジ付き米国債利回り、2022年以来のプラス転換-FRB利下げ
記事を要約すると以下のとおり。
米連準備制度理事会(FRB)の利下げにより、国内投資家の為替ヘッジ付き米国債の利回りが2年超ぶりにプラスに転じた。 ニッセイアセットマネジメント戦略運用部の三浦英一郎専門部長は、利回りのプラス転換は米国債の魅力が上がるという点でポジティブだと話す。それでも国内投資家はドル・円相場に対する見方に応じてヘッジを調整し、米債への投資を続けている。米国債の利回りが4%を超える中、為替が円高に振れてドルの押し目買いをする機会が訪れた際、債券のキャピタルゲインと為替取引の両方から利益を得ようとするのは「理屈に合っている」と話した。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、「日銀の利上げはゆっくりだとし、今後は日本要因での「ヘッジコスト低下はあまり期待できない」と述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 為替ヘッジ付き米国債利回り、2022年以来のプラス転換-FRB利下げ