消費者物価は1年7カ月ぶり高い伸び、食料上昇-日銀利上げに追い風
記事を要約すると以下のとおり。
1月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は、前年比の伸びが3カ月連続で拡大し、2023年6月以来の高水準となった。3%台は2カ月連続で、日銀目標の2%以上となるのは34カ月ぶりに伸びが拡大した。 日銀の目標を上回る物価上昇が続く中、今回の消費者物価の強めの内容は、利上げを支援するさらなる材料と言える。日銀が物価情勢はオントラック(想定通り)として利上げできる期間はもうしばらく続くとし、「7月か9月の利上げの可能性が高いと語った。」生鮮食品が21.9%上昇となり、前月の1.4%上昇と04年11月以来の高い伸びとなり、押し上げに最も寄与した。外国パック旅行費が価格収集方法の変更の影響で前年比で下落したのが要因。これは、日銀が今年さらに利上げを進めるというブルームバーグ・エコノミクスの見解と一致している木村太郎シニアエコノミスト全文をご覧になるにはこちらをクリック コアCPIの伸びが予想を上回ったことを受けて、円相場は対ドルで一時149円29銭と昨年12月3日以来の高値を付けたが、その後は150付近に戻して推移している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 消費者物価は1年7カ月ぶり高い伸び、食料上昇-日銀利上げに追い風