植田日銀総裁、利上げは賃金と米国見極め・データ想定通り-日経
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行の植田和男総裁は、経済データが日銀の想定通りに推移していることで追加利上げのタイミングが近づいているとした上で、国内賃金と米国経済の動向を見極めたいとの見解を示した。 日銀は経済・物価が見通しに沿って推移すれば利上げを続ける方針を示している。いったん150円台に戻した後、上げ幅をさらに拡大して10月21日以来の高値となる149円47銭まで円高が進んだ。 総裁は、利上げ判断の重要な要素である賃上げについて、「25年の春季労使交渉(春闘)がどういうモメンタム(勢い)になるか。」 日銀の金融政策予想を反映するオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場で、12月会合で政策金利(0.25%程度)を引き上げる確率は足元で約66%。来年1月の32%と合わせると85%に達していた。 7月会合での利上げはサプライズと受け止める可能性がある。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 植田日銀総裁、利上げは賃金と米国見極め・データ想定通り-日経