最も奇妙な米ハリケーンシーズン終了、記録的に高い海水温が原因か

大西洋地域のハリケーンシーズンが11月30日に公式に終了した。
大型ハリケーンは、5段階のサファ・シンプソン・スケールでカテゴリー3以上と定義される。
　またアキュウェザーによれば、経済損失額が約5000億ドル（約75兆円）に上る被害をもたらした暴風も複数発生した。
　平均的な年なら8月13日から9月8日までの間、名前の付いた嵐が4個発生し、そのうち少なくとも2個はハリケーンに成長していた。
　「実際に確認するまで信じられなかったとクロッツバック氏。」
異常に暖かい海水　　これらハリケーンが非常に強力になった原因について、いくつかの説がある。
　非営利団体「クライメート・セントラル」の研究者の新たな研究によると、こうした異常に暖かい海水がハリケーンのエネルギーを強め、予想をはるかに上回る強風をもたらした。
　一方、ハリケーンの強度の変化についてクロッツバック氏は、人為的な要因による温暖化以外にも海洋温度の自然変動などが要因の可能性が高いと指摘する。