日銀の次回利上げ、市場予想より前倒しの可能性-渡辺東大教授
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行出身で物価研究が専門の渡辺努東大大学院教授は、日銀が利上げの論拠としてきた理論に従えば、次回の利上げは市場予想よりも前倒しで実施される可能性があるとの見方を示した。 次回の利上げ以降、米経済の後退懸念も相まって金融市場が一時大きく不安定化した中で、市場は引き続き不安定な状況にあり、極めて高い緊張感で注視していくとしつつ、経済・物価が日銀の見通しに沿って推移すれば利上げを進める姿勢を改めて表明した。 渡辺教授は「見通し実現の場合に利上げする」という日銀の理論について、「なぜオントラック(順調)だったら利上げするのかということが全く分からないと話す。 7月の政策変更についても「利上げするとは全然思っていなかった」と振り返る。 今後、市場が混乱でも-サーベイ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀の次回利上げ、市場予想より前倒しの可能性-渡辺東大教授