日本生命、25年度は9年ぶりに国債残高を削減-入れ替えを積極化
記事を要約すると以下のとおり。
日本生命保険は2025年度に日本国債の残高を削減する。「国内債券等」は24年度を上回ることも「可能性としてはある」と言う。日本生命本社Photographer:KentaroTakahashi/Bloomberg 4月の債券相場は、トランプ米大統領の関税政策や財政拡張懸念から値動きが激しく、買い手不在で流動性が低下している。安定的な買い手とされる生保の出動は期待外れとなる可能性もある。 投資対象は30年債が中心。 運用計画を公表した生保7社のうち、T&Dホールディングス傘下の太陽生命保険と大同生命保険も3000億-4000億円買い入れる。 日本銀行の利上げ継続による金利先高観から24年度は生保にとって待ちの状態が続いた。関連記事:超長期国債への海外資金流入が過去最高、リスク回避で安全資産需要 SMBC日興証券の奥村任シニア金利ストラテジストは、新年度が始まったばかりでボラティリティーが高いため生保は投資を積極化、外債からシフトも検討-今年度計画公表へ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日本生命、25年度は9年ぶりに国債残高を削減-入れ替えを積極化