強さ目立つJR東日本など鉄道株、インバウンドや値上げ期待-万博も
記事を要約すると以下のとおり。
JR東日本や
JR西日本など鉄道会社の株価が好調だ。東海道新幹線のJR東海も2.3%高と陸運業指数には及ばないが、TOPIXを上回る。 1月の訪日外国人客数は378万1200人と前年同月比40%以上増え、月間では過去最多を記録した。 大阪ベイエリアの舞洲で4月13日から半年間にわたって開かれる大阪・関西万博を材料視する向きもある。 もっとも、米経済の減速やそれに伴い為替市場でドル安・円高が進んだ場合、訪日外国人客が減少する可能性がある点は鉄道株にとってリスクだ。陸運も2位だったが、下落率は9.5%とおよそ半分にとどまった。 ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、デニス・ウォン氏も鉄道会社の輸送需要は安定した国内顧客基盤とインバウンドの成長に支えられると予測し、一等地の土地や不動産の隠れた価値を引き出す潜在力も評価している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 強さ目立つJR東日本など鉄道株、インバウンドや値上げ期待-万博も