大谷選手の効果は「50-50」か、広告起用企業の株価は明暗分かれる
記事を要約すると以下のとおり。
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(30)を広告に起用した日本企業の株価で明暗が分かれている。一方で4月末に大谷選手は今シーズン「50-50(50本塁打50盗塁)」の快挙を米大リーグで初めて達成した。大谷選手は5日からの地区シリーズに進み、勝ち進めばリーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズと11月初までプレゼンスを示せる。社名の由来でもある「Dream(夢)」や「Passion(情熱)」が大谷選手の活躍する姿と似ているとした。大谷選手を起用したコマーシャルは、動画配信サイトのユーチューブで570万回以上再生されるなど会社の知名度向上に寄与した。 対照的に伊藤園は今期(25年4月期)第1四半期に広告宣伝費が20%増加、原材料高騰なども重なって営業利益は29%減少した。 博報堂DYメディアパートナーズのイメージ調査では、大谷選手がドジャースに移籍した後は、球団と契約を結ぶ企業も相次いでいる。ホットランドの株価も今シーズンで22%上昇している。 関西大学の宮本勝浩名誉教授の試算によれば、今シーズンの大谷選手の経済効果、サザンの2倍でも米ほどの熱狂なし関連記事大谷翔平選手、ファナティクスとベースボールカード長期契約大谷翔平の開幕戦パッケージ、JTB提供へ-日本ファン観戦に道 大谷翔平のソウル公式戦チケット、額面の6倍に-転売人が裏技駆使中年世代がメンズ化粧品を活気付け、伸びしろに期待-大谷選手も一役 。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 大谷選手の効果は「50-50」か、広告起用企業の株価は明暗分かれる