大企業製造業の景況感が2期ぶり改善、日銀利上げの支えに-12月短観
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行が13日発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業の景況感は2四半期ぶりに改善した。非製造業はプラス33と1ポイント低下したが高水準を維持した。 企業のインフレ期待を示す「企業の物価見通し」は、消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率が平均で1年後2.3%、5年後2.2%と前回調査から変わらず。植田和男総裁は11月の講演後の質疑応答で、12月会合の結果を予測するのは困難とし、「それまでの期間に非常に多くのデータや情報が利用可能となると述べていた。」現在の環境を踏まえると、「12月に利上げをすべきだと思うと語った。」日本企業の物価見通しは堅調出所:日本銀行 13日の東京外国為替市場の円相場は、短観発表を受けて円が若干買われた後、下落に転じ、一時1ドル=152円96銭を付けた。 ブルームバーグが5-10日に実施したエコノミスト調査では、追加利上げの時期について52%が来年1月を予想。ただ、消費者物価の上昇メカニズムが引き続き機能していることが確認できる内容とも述べた。
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