国内投資家の外債投資、8月は約17年ぶりの大幅買い越しへ
記事を要約すると以下のとおり。
為替相場の円高進行を受けて、日本の投資家による対外証券投資が活発化している。日本人投資家、海外債券を大幅買い越しに動くSources:財務省、ブルームバーグNote:8月分は週次の速報値から算出 パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が9月の利下げ開始を示唆した中、世界の利回りがレンジの下限とはいえ安定してきていることを考えると、円高は日本の投資家が対外証券投資で為替リスクをヘッジする際のコストは低下している。 円相場は7月に1ドル=161円95銭と約38年ぶり安値を付けた後、日本銀行の追加利上げや米国の景気懸念を背景に8月初旬に一時141円台まで上昇。米国の景気軟着陸シナリオが維持されれば、株高・債券高期待から対外投資が続き、日米金利差縮小に伴う円高圧力を抑制する効果が期待できるとみている。
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