反トランプで団結のカナダ、保守牙城アルバータ州は例外-独立機運も
記事を要約すると以下のとおり。
石油資源に恵まれたカナダ西部アルバータ州では、28日に実施される連邦総選挙を前に、悲願達成の好機が突然奪われたかのようなムードが広がっている。世界有数の埋蔵量を誇る石油資源で潤うアルバータ州はカナダ経済の主要エンジンで、比較的若く裕福な人口構成のため、同州は連邦政府から受け取る資金よりも支払う税金の方が多いとの不満が強い。直近の世論調査によると、カーニー首相率いる与党・自由党が勝利すれば、州内でくすぶる分離・独立運動に火をつけるとの声もある。アンガス・リード研究所の最近の世論調査によると、自由党政権が誕生すれば、この国にとって非常に不幸なことだと語るのは、カルガリーの投資会社オースピス・キャピタル・アドバイザーズを率いるティム・ピッカリング氏だ。私は分離主義者ではないが、多くの人が我慢の限界に達しているのは理解できると話す。 マウント・ロイヤル大学の政治学教授デュエイン・ブラット氏は 「ケベック州の主張は主に言語と文化に関するものだと指摘する。」 ポワリエーブル氏は自由市場と小さな政府を掲げる理念を持ち、これはアルバータ州で広く支持されている。3月のエドモントンでの集会では「この街が今の私を形成してくれた」と語った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 反トランプで団結のカナダ、保守牙城アルバータ州は例外-独立機運も