円の連騰が示す日銀利上げ期待、強気データやタカ派発言が続出
記事を要約すると以下のとおり。
円の対ドル相場が4週連続の上昇となる可能性が高まっている。 7日には一時150円96銭と昨年12月10日以来の大きさを記録する勢いとなっている。顧客の間で他通貨に対する円買いへの関心が高まっていることから、「ドルよりも円の要因が大きいとの見方を示した。」 7日に石破茂首相とトランプ大統領が初めて会談する予定。堅調な経済データ 今週発表された日本の経済指標は驚くほど堅調で、日銀の利上げが市場参加者が予想するより早く、より大幅に行われるのではないかとの臆測を呼んでいる。個人投資家による海外株投資や、日本のマイナスの実質金利が引き続き円の上値抑制要因として働くためだ。オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)によると、7月までの利上げ観測は、日銀メンバーで最もタカ派とされる田村委員の6日の発言に加え、黒田東彦前総裁によっても後押しされた。 元日銀理事の早川英男氏(東京財団政策研究所主席研究員)は4日のインタビューで、早ければ来年中にも日銀が政策金利を1.5%程度に引き上げる可能性があるとの見方を示した。
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