債務負担の軽減急ぐＢ.ライリー、銀行団が財務報告書の提出期限延期

多角的な金融サービスを提供する Ｂ.ライリー・ファイナンシャルの債権者は、期限内に提出できなかった財務報告書の策定に向けて同社に一段の猶予を与えた。
　今回与えられた猶予は、Ｂ.ライリーに対するローン契約の修正を議論するのに充てられる。
同社が抱える負債には、野村ホールディングス、バンク・オブ・カリフォルニア、ウェルズ・ファーゴなどが手がけたローンや信用枠が含まれる。
ＦＲＧが与信契約の一部条項に違反したため、銀行側はＦＲＧ株式を担保に野村から融資パッケージを確保しており、Ｂ.ライリーはＦＲＧに短期間の猶予を与えたと、ブルームバーグ・ニュースはこれまでに報じていた。
株式は債務再編合意によって、かなり希薄化する可能性もある。