人気ユーチューバーが自身のETF閉鎖へ、成績不振と高いコストで
記事を要約すると以下のとおり。
人気ユーチューバーがアクティブ運用型の上場投資信託(ETF)を閉鎖する。ケビン・パフラス氏Photographer:ChrisDelmas/AFP/GettyImages 「YouTube(ユーチューブ)」だけで200万人余りのフォロワーがいるパフラス氏は、自身のウェブサイトで、資産を増やす方法や「株式の達人になる」方法を教えるコースを販売している。ブルームバーグが集計したデータによると、2022年11月の開始以来、運用成績はS&P500種株価指数を約26ポイント下回っている。過去1年間に、ETFに流入した1兆2000億ドルの資金のうち、アクティブ運用のETFはわずか4分の1程度しか集めることができなかった。これは、米国のアクティブ運用型ETF業界の平均である0.69%を上回る。 シティグループの分析によると、米国で上場している約3900本のETFで腕試しをしようとする意欲を失っていない。 ファンドストラット・キャピタルの金融アナリスト、トム・リー氏は昨年11月に立ち上げたばかりの新しいETF「ファンドストラット・グラニー・ショッツ米国大型株ETF」に、すでに約9億ドルを集めている。同氏はETF閉鎖を発表した動画で、お金を稼ぎたいならファンド設立は勧めないと述べた。「結局のところ、重要なのはパフォーマンスで、パフォーマンスこそがすべてだ」と話した。
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