中国株、方向感定まらない展開－投資家は財政支援策を慎重に見極め

14日の中国株式相場は上下に振れる展開となっている。
先週は7月下旬以来最大の週間下落率を記録して取引を終えていた。
　藍仏安財政相らは12日の会見で不動産セクターを対象に新たな支援策を講じる方針を示し、景気を下支えするため政府借り入れの拡大も示唆。
　週末前にブルームバーグが投資家にとってはポジティブ材料になるだろう。
　香港上場の本土銘柄から成るハンセン中国企業株（Ｈ株）指数はプラス圏に浮上する場面もあったが、その後は一時2％余り下落した。