中国人民元切り下げ観測が浮上、貿易戦争激化で-トランプ関税に対抗
記事を要約すると以下のとおり。
貿易戦争の激化に伴い、中国が人民元を対ドルで大幅に切り下げる措置に訴えるとの観測が金融市場で高まっている。 そうした選択肢は議論を招く措置であり、市場の見方が一致しているわけでもない。 ウェルズ・ファーゴは、元が今後2カ月で最大15%切り下げられるリスクがあると予測。 ウェルズ・ファーゴのストラテジスト、アループ・チャタジー氏は4日、ニューヨークで中国の報復措置を巡り「米国に対し強硬姿勢を取ることができる」と言及。 中国は貿易戦争が始まる前から、通貨安定を優先してきた。元安は国外で中国製品を安くしトランプ関税の影響を一部緩和する一方、中国の市場管理能力への信頼が揺らいだ経緯がある。元相場をトランプ政権への対抗手段とするのは中国にとって最も「強力な武器」で、「世界の市場に非常に大きな意味を持つと指摘している。トランプ政権は1期目の19年に中国を「為替操作国」に認定。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 中国人民元切り下げ観測が浮上、貿易戦争激化で-トランプ関税に対抗