中国、昨年の牛肉輸入過去最多－価格下落で保護主義的措置の恐れ

中国の昨年の牛肉輸入は過去最高を記録。
中国のコンサルティング会社マイスティールのリポートによると、資金繰りに苦しむ消費者が支出を減らしたため、昨年は消費量が減少した。
政府のデータによると、ここ数年で牛肉の卸売価格は20％下落したが、なお豚肉や鶏肉の3倍となっている。
　牛肉の値下がりを受けて中国商務省先月末、輸入増加が国内生産者に打撃を与えているかどうかを判断するため調査を行うと発表した。
保護貿易主義的な措置が取られればブラジルやアルゼンチン、オーストラリア、米国の生産者は打撃を受ける。