三菱商、中国での銅不正取引疑惑で135億円以上の損失-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
三菱商事が、中国拠点のトレーダーが関与した疑いがある銅取引での不正行為で、9000万ドル(約135億円)以上の損失を被ったことが分かった。10月には資源商社大手トラフィグラ・グループが、モンゴルの石油事業で従業員が不正行為に関与した疑いがあり、11億ドルの引当金を計上する可能性があると発表した。関係者は損失額は6億元(約123億円)をはるかに超えるとしている。 報道を受けて三菱商の広報担当者は、フアユン氏は担当していた銅取引に関して重大な背任行為が認められたことから、すでに懲戒解雇し、刑事告訴もしたと明らかにした。同社とRtMチャイナは被害者として、公安当局に全面的に協力するとした。ゴン氏と以前に取引関係にあった複数の中国企業も、同氏と連絡が取れないと述べた。 ゴン氏は中国を離れたとみられる。上海の警察当局はコメント要請に応じなかった。
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