ロシア産原油輸送のタンカー、中国沖合での滞留が増加－米制裁強化で

中国の沖合に滞留する石油タンカーが増えている。
5隻のうち4隻は、解決策を見いだそうと慌てて動いている。
制裁が発効するまでの猶予期間にこれらのタンカーの原油を荷揚げすることは可能だが、独立系製油業者に人気がある。
　一方、中国の国有石油会社や民間の製油大手はロシアとイランに対する制裁強化を受けて短期的に原油供給が細る可能性に備え、中東産などの原油確保を急いでいる。
今後数日では、さらに3隻がＥＳＰＯ原油を中国で荷揚げすることが予定されている。
タンカーは米制裁対象ViktorTitov9301407De-Kastri(Sokol)Jan.4中国・恵州沖744中国沖で滞留。
現在の目的地はインドと示唆Nichole9332822Kozmino(ESPO)Jan.11中国・連雲港に向け航行中76916日入港予定。