半導体材料大手の
レゾナック・ホールディングスの高橋秀仁社長は、昨年非上場化した同業の
JSRが将来的に新規株式公開(IPO)することを想定し、JSRの買収も含めた連携にあらためて強い意欲を示した。
高橋氏は2023年末のインタビューでもJSRとの連携を通して国内でも「売り上げで1兆円を超えるような半導体だけの会社ができるべき」と述べた。
レゾナックHDは半導体パッケージ基板向け銅張積層板や絶縁接着フィルムなど後工程材料で世界シェアトップクラスを維持しており、日本で強者連合を形成することで米デュポンのような海外勢にも真っ向から対抗していきたい考えだ。
レゾナックHDは前身となる昭和電工時代の20年に日立化成(当時)を約9600億円で買収、半導体材料事業をてこ入れしている。
レゾナックHD社長、JSRの出口戦略想定で準備-買収含め意欲
記事を要約すると以下のとおり。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース レゾナックHD社長、JSRの出口戦略想定で準備-買収含め意欲