ライバルに資金を融通、米銀のシャドーバンク融資1兆ドル規模に急増
記事を要約すると以下のとおり。
米国の銀行にとって急成長が著しい事業がある。 この現象が裏付けるのは、米金融界で起きている地殻変動だ。いわゆるシャドーバンクへの銀行貸し出しは、昨年1兆ドル(約150兆円)に達した。 ロードアイランド州プロビデンスに本社を置く商業銀行シチズンズ・ファイナンシャル・グループでは、PE顧客数が2014年から2倍余りに増えたと、ブルース・バンソーン最高経営責任者(CEO)がインタビューで述べた。 しかしこうしたノンバンクへの銀行融資増加に、業界監督機関はかねて目を光らせている。13年の100億ドルから30倍に増えている。新たなルール順守は今年初めに義務付けられた。 ムーディーズ・アナリティクスで銀行業界調査を率いるクリス・スタンレー氏はプライベートクレジット市場の大きさを指摘し、「今は離陸が始まった段階であり、着陸ではないと述べた。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ライバルに資金を融通、米銀のシャドーバンク融資1兆ドル規模に急増