メタとマイクロソフト、AI投資の評価で株価に明暗-29日決算に注目
記事を要約すると以下のとおり。
米国株式市場で人工知能(AI)投資への懸念から1兆ドル(約155兆円)近い時価総額が消失した27日、
メタ・プラットフォームズ株価は最高値を更新した。足元でメタ株価が好調に推移しているのとは対照的に、マイクロソフトの株価は巨額のAI投資への懸念から低空飛行が続く。 投資会社ディープウォーター・アセット・マネジメントのマネジングパートナー、ジーン・マンスター氏は「メタはAIに関して、マイクロソフトよりも長期的に有利な立場にあり、DeepSeekの成功は同社のオープンソース戦略を裏付ける」と話す。半面、「マイクロソフトのAI戦略はここ数カ月に明確さが薄れており、AIによって即効性のある効果はそれほど期待できなくなっていると同氏は述べた。」一方、マイクロソフトは年初来2.8%上昇。メタは24日、AI関連のプロジェクトに今年、最大650億ドルを上回る規模だ。 メタの支出は良くも悪くも、長らく投資家の注目点だった。ウォール街もAI投資にはおおむね肯定的な見方を示している。 足元でマイクロソフトの予想株価収益率(PER)は30倍余り。10年間の平均をわずかに上回る程度で、かつ大型株ではアルファベットを除き最も割安な水準にある。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース メタとマイクロソフト、AI投資の評価で株価に明暗-29日決算に注目