マクロン仏大統領、政治的行き詰まり打開に苦慮－社会党取り込み模索

内閣が倒れ政治空白に陥ったフランスで、マクロン大統領は社会党と手を組むことによる行き詰まり打開を模索している。
現時点では、社会党は急進的な極左政党「不屈のフランス」を含む左派の大連合の一員。
「緊急を要する」と述べた。
しかし、4日に政府が崩壊して以来、この構想は再び勢いを増している。
関連記事：フランス人の過半数､マクロン氏辞任と25年の大統領選挙望む-世論調査国民議会での不信任決議案討論中のマリーヌ・ルペン氏（12月4日）Source:Bloomberg 　　欧州議会選挙で大敗したマクロン氏が6月に国民議会を解散して急きょ選挙を実施して以来、フランスの政治は不安定な状態が続いている。
　ＲＮの議員らは左派連合「新人民戦線（ＮＰＦ）」と協力すれば政府を倒すのに十分な議席を有している。
しかし、これまでのところ、社会党と不屈のフランスのとの間に亀裂を生じさせる取り組みは成功していない。
　暫定政府は徴税と公務員給与の支払いを可能にする特別法を成立させると見込まれる。