フランス首相、財政赤字圧縮を公約-野党は反発、新内閣に早くも敵意
記事を要約すると以下のとおり。
フランスのバイル新首相は財政赤字を大幅に圧縮し、国内総生産(GDP)比で5%近くにすると約束した。 国民議会(下院)が分裂しているため、中道派を中心とする新内閣は極右から極左まで幅広い勢力で構成される野党議員から妥協を引き出す必要がある。左派では社会党のフォーレ党首が新内閣の陣容を「挑発」だと呼んだ。12月初めには左派とRNが結託し、債務をGDPの60%未満、単年度財政赤字はGDP比6.1%に膨らむとみられ、来年度の歳出は切り詰める必要がある。 ブルームバーグ・エコノミクスのアントニオ・バローゾ氏らアナリストはリポートで、「予算プロセスをまひさせている議会の分裂は続き、政治的な行き詰まりの打開はまだ遠いように思われる。」10年物のフランス債とドイツ債の利回り差は23日に81ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、今月4日以来の高水準を付けた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース フランス首相、財政赤字圧縮を公約-野党は反発、新内閣に早くも敵意