ピムコ、債券は「安定したリターンの源泉」-景気後退リスク高まりで
記事を要約すると以下のとおり。
米経済のリセッション(景気後退)リスクが高まる中、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は世界の債券市場が「安定したリターンの源泉」になっているとして、その魅力を訴えている。「この先、債券が株式を上回るパフォーマンスを見せ、リスク調整後でもより望ましい結果をもたらし得る期間が複数年続く見通しだ。」10年債利回りは現在4.15%近辺と、ピムコによる「景気循環に基づく予想レンジ3.75-4.75%」の中間に位置している。純資産総額1800億ドル(約26兆9000億円)の「インカム・ファンド」は今年に入り3.3%のリターンを記録。特に英国とオーストラリアの金利エクスポージャーを増やすことを選好している。 ピムコは今年初め、トランプ氏の大統領就任で市場には今年、不確実性が生じるとみられ、それが魅力的な債券リターン実現を後押しするもう一つの要因になると予想していた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ピムコ、債券は「安定したリターンの源泉」-景気後退リスク高まりで