ニッセイAM、オルタナ外部人材採用強化-海外投資家向けファンドも
記事を要約すると以下のとおり。
ニッセイアセットマネジメント(AM)は、プライベートエクイティー(PE、未公開株)など非伝統的な資産に投資するオルタナティブ(代替)運用の成長を見込み、外部人材の採用を強化する方針だ。 人材に関連して大西氏は、「基本的には経験者がそれほどいない領域であるので今後、専門性を構築してもらえればいいとも語った。」投資家層が従来の機関投資家から、富裕層だけでなく個人投資家にも広がるとみて、専門知識を持つ人材を取り込むことなどで、運用や商品開発、販売力を強化する。ただ、融資先企業が破綻すれば損失を被る可能性もあるため、案件を手がけるマネジャーの厳選が重要になると指摘した。外部顧客からの預かり資産のうちニッセイAMのオルタナ投資での運用残高は2兆5000億円超に上る。ただ、現在はオルタナ資産は提供できないため今後、「われわれとしても働きかけのようなものは必要との認識も示した。」第1号ファンドを5億ドル(約745億円)規模から開始し、需要に応じて2号、3号を立ち上げていく方針だ。「バリュエーション(企業価値評価)がグローバルに見て低いこともあり、投資妙味のある案件も多く、機会が潤沢にあると思っている」と述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ニッセイAM、オルタナ外部人材採用強化-海外投資家向けファンドも