トランプ米大統領の税制法案が主役に、減税規模の議論が議会で本格化
記事を要約すると以下のとおり。
米議会の共和党議員は今週、これまでで最も困難な試練に挑む。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。 同党はなおもパッケージの全体的な規模や盛り込む税制の要素、そのコストを補填(ほてん)するのか、またはどのように補うのかなどについて合意しなければならない。 下院共和党は先に可決した税制の青写真となる法案で、4兆5000億ドルをはるかに上回る減税を目指している。また10年間で2兆ドルの連邦予算削減を実現するには、メディケイド(低所得者向け医療保険制度)といった有権者の支持が高いプログラムの削減も含まれる可能性があり、政治的に打撃となり得る。 下院共和党の指導部は24日の共同声明で上院に対し、下院のアプローチをできるだけ早く受け入れるよう求めた。 党内の一部勢力は歳出削減を強く要求しているが、予算の削減だけでは彼らが求める減税を全て補填することはできない。一部の保守派はバイデン前大統領が署名した再生可能エネルギー関連の税優遇措置の撤廃を求めている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース トランプ米大統領の税制法案が主役に、減税規模の議論が議会で本格化